- もし過去に行って、その時代が変わったら?
- 現在に戻った場合、戻った自分の行き場がありません。
- タイムマシンの謎が解けます。
本文の内容から・・・・
「うぉ〜・・・・こ・これは、いったいなんだ!!・・・・・」
天柿は腰を抜かし、気絶しそうになったが、唾を飲み込み、ゆっくりと中に入った。
そこには、見たこともないような、機械類がたくさん置いてあった。
少し奥に、人が入れるほどの楕円形をした筒のような機械の横に、ガラスみたいな透き通った机の上に龍の置物があった。
メッセージには書いてなかったが、触ってみると、目の前に立体映像(3Dバーチャルビジョン)の男が現れた。
年齢は50歳過ぎだろうか、長髪に髭面だが、穏やかな顔をしている。
「ようこそ、天柿 渋太郎君、やっと君に会うことができた。
私は君から見ると、300年後の世界に住んでいる科学者だ。
名前は、『岩森 信夫』という私の研究は時代を超越するため、悪用される恐れがあり、300年後の世界では、実験できなくなってしまった。
そのため、日本でいえば昭和21年、ちょうど 第2次世界大戦が終わって1年くらい過ぎた頃のここにきたのだ。
そして研究所を建て研究をしていたというわけだ。
しかし、ちょっとしたトラブルで、うっかり君の人生を変えてしまった。 そこで君の少年の頃に戻り、メッセージの箱を届けたという訳だ。
とりあえず、君の人生を元に戻したいのだが、これにはリスクが伴う・・・、詳しいことは後にして、そこの机の横に『on』というボタンがある。
それを押してもらいたい・・・」
と、天柿に向かい鋭い視線をなげかけた。
天柿が『on』のボタンに触れると机全体が、コントロール版に変わった。
「これから、何が起こるのであろうか・・・」天柿はまだ、あっけに取られていた。
「次に、オレンジ色の『study』を押してくれ・・・・」
すると、上から美容院にあるパーマをかける器具と似た、大きなヘルメットを半分にしたような物が降りてきた。
科学者は天柿に、その器具の所にある椅子に座るよう命じた。
「それを頭にかぶり、ヘルメットに付いているサングラスを目の位置に下ろしてくれ、やがてすべてが分かるだろう・・・・」
それだけ言うと、立体映像の科学者は何処かへ消えた。
天柿は言われたとおり、ヘルメットを被り、サングラスを目の位置に降ろしてみた。
しばらくすると、サングラスにいきなり宇宙空間が飛び込んできた。
最初はゆっくりであった星々のようなものが、物凄いスピードで駆け抜けた。
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